C級ホラー映画?『ABC・オブ・デス』各作品評価

今回見た映画は2012年公開の映画『ABC・オブ・デス』です。 これは26人の監督が与えられたアルファベットが頭文字になる言葉をもとに「死」に関する短編映画を作るというもので、26作のオムニバス映画となっています。

内容はエログロのものからジョークのようなものまであり、R18+指定となっています。 タイトルにもあるとおり、C級のひどいものが多いので、今回は各ストーリーを5段階評価でサッと紹介していきます。

満点評価になっていても、前提としてあまりオススメできない映画となっているので、視聴する際は覚悟してください。




A: APOCALYPSE(アポカリプス) 4点/5点

最初のストーリーとしてはまぁ悪くないかなと思いました。 おじさんがしぶといです。

B: BIG FOOT(ビッグフット) 4点/5点

子どもを寝かしつけるための話。 まあまあです。

C: CYCLE(サイクル) 2点/5点

主人公の男の人が時間移動をする話。 内容に矛盾があるような…。

D: DOG FIGHT(ドッグファイト) 3点/5点

闘犬場の話。 臨場感は結構あります。

E: EXTERMINATE(駆除) 4点/5点

家に出たクモに関わる話。 多少ぞっとするようなオチです。

F: FART(おなら) 1点/5点

日本人監督のストーリー。 どうしてこれを作ろうと思ったのか全く分からないです。

G: GRAVITY(重力) 3点/5点

POV(主観ショット)を用いた作品。 ホラーというわけではなく、可もなく不可もないです。

H: HYDROELECTRIC DIFFUSION(水電拡散) 2点/4点

戦争中のイギリスとドイツを犬と猫に模したもの(?) 内容・演技が稚拙すぎます。

I: INGROWN(内向) 5点/5点

女性のナレーションで話が進んでいきます。 日常でも起こりうるかもしれない「死」に関するストーリーでした。

J: JIDAI-GEKI(時代劇) 2点/5点

打首のシーン。 いまいちパッとしないというか、若干気色悪いです。

K: KLUTZ(不器用) 3点/5点

アニメーションストーリー。 ウンコにまつわるジョークともいえるような内容でした。

L: LIBIDO(性欲) 5点/5点

この映画の中で最もエグイ内容でした。 ご飯を食べながら見たくはないです。

M: MISCARRIAGE(流産) 3点/5点

タイトルはネタバレです(映画では各タイトルはストーリーが終わった後に出てきます)。 ホラーではないですが、あり得る出来事です。

N: NUPITALS(結婚) 4点/5点

ラストまではいい話。 オチはいろいろとひどいです。

O: ORGASM(オーガズム) 3点/5点

近代美術館で上映していそうな世界観。 ただ、あんまり「死」に関しているのかどうかわからないです。

P: PRESSURE(重圧) 5点/5点

貧困にあえぐ母親の話。 見ててつらくなります。

Q: QUACK(アヒル) 4点/5点

自分が`Q’に選ばれて困っている監督自身の話。 映画の中ではわりとまったりとした内容です(死に直結しますが)。

R: REMOVED(切除) 2点/5点

気味の悪い内容です。 ただ、登場人物たちが何を意味しているのかはよく分かりませんでした。

S: SPEED(スピード) 5点/5点

短いながらもまとまりのある作品。 オチもしっかりしていてよかったです。

T: TOILET(トイレ) 4点/5点

クレイ(粘土)アニメ。 グロテスクです。

U: UNEARTHED(発掘) 5点/5点

POVを用いたストーリー。 長編ホラー映画などとしても作れそうなものとなっていました。

V: VAGITUS(産声) 5点/5点

近未来的な背景を持ったストーリー。 長編にしても通用する内容ですが、やり方によっては大コケしそうです。

W: WTF!(カオス) 1点/5点

内容も何もないです。 タイトルの通りヒドイです。

X: XXL(ダブルエックスエル) 3点/5点

デブとさげすまれている女性の話。 とにかく痛々しい。

Y: YOUNG BUCK(ティーンエイジャー) 2点/5点

なんだかめちゃくちゃな話。 じいさんがとにかくクレイジー。

Z: ZETSUMETSU(絶滅) 1点/5点

映画の終わりとして最悪。 いろいろパロディー化してことにも謝ってほしいくらいです。 以上、各ストーリーをざっくり評価しました。 上でも言いましたが、オススメはしません。 見る人は軽いノリで、期待しないで見てください。



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