調査のために全米各地を回ることもありますが、彼は不眠症という悩みを持っていました。
医者に相談すると「あなたよりつらい人もいる」といわれ、ガン患者の集いを紹介されます。
患者たちの話を聞いて「私」は心を動かされ、不眠症が改善しました。
様々な病気の集いに訪れ話を聞くことで不眠症が改善されましたが、同じく患者を偽るマーラ(ヘレナ・ボナム=カーター)と出会ったから不眠症が再び発症します。
ある日、「私」が出張で飛行機に乗った時、隣に座った石鹸商のタイラー(ブラッド・ピット演)と知り合います。
「私」とは正反対の性格の持ち主で強気な男でした。
出張後、「私」の自宅で爆発事故が起こり、困り果てた「私」はタイラーに連絡をします。
バーで2人は飲み、その後バーから出たときにタイラーが「俺を殴れ」と言ってきました。
結果2人は殴り合いになったのですが、見物人が殴り合いに参加します。
「私」とタイラーが殴り合いをする日ごとに見物人兼参加者も増え始め、ついにはバーの地下室で「ファイト・クラブ」を立ち上げることになります。
「私」はファイト・クラブでの殴り合いによって体中あざや傷だらけになりますが、それでも日々の生活に面白みを感じるようになります。
そしてタイラーはファイト・クラブのメンバーに宿題を出します。
「私」はそれが今後何を意味するか気づいていませんでした。
『ファイト・クラブ』は1999年公開のアメリカ映画です。
監督は『セブン』や『ベンジャミン・バトン 数奇な運命』なども手掛けたデヴィット・フィンチャーです。
今作を含めたこれら3作品はどれもブラッド・ピットがメインキャラクターとして出演しています。
監督の有名な作品には『ソーシャル・ネットワーク』なんかもありますね。
原作はチャック・パラニュークの同名小説ですが、映画のヒットを受けて有名になりました。
友人たちにも「ラストが衝撃」ということでオススメされていました。
あらすじとかを見ずに映画を見たので『ファイト・クラブ』というタイトルで地下闘技場のようなところの話なのかなと思っていましたが、それを超えたものでした。
確かに、「ラストが衝撃」でした。
こういう系統の映画を結構見てしまったというのもあるかもしれませんが、「ラストが衝撃」の映画ランキングとかがあったりすると、『ユージュアル・サスペクツ』や『メメント』などと上位を争うレベルだと思います。
ぜひこの系統が好きな人は見るべきだと思います。
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