今回は2009年から活動を開始したバンドthe HIATUSです。
現メンバーはボーカル・ギターの細美武士、ギターのmasasucks (FULLSCRATCH)、ベースのウエノコウジ(武藤昭平withウエノコウジなど、ex-thee michelle gun elephant)、ドラムスの柏倉隆史(toe)、キーボードの井澤一葉(ex-東京事変)です。
これまでに3枚のシングル(EP)と5枚のアルバムをリリースしています。
それでは彼らの楽曲を紹介していきたいと思います。
Ghost In The Rain
2009年発売のファーストアルバム『Trash We’d Love』の最初の曲です。
the HIATUSの始まりの曲。
よくバンドマンが新しくバンドを作ると前のバンドと比較することがあると思いますが、この曲だけでもthe HIATUSはELLEGARDENとは全く異なるバンドだということがわかると思います。
やはり英詞の曲ですが、ピアノの心地よい音と相まって穏やかさを感じます。
The Ivy
2010年発売のセカンドアルバム『ANOMALY』の最初の曲。
「Ghost In The Rain」の穏やかさとは大きく曲調が異なり、激しさや混沌を感じます。
まさしく‘ANOMALY(変則、異常)’を表しています。
Superblock
2011年発売サードアルバム『A World Of Pandemonium』の収録曲。
このアルバムは前作の『ANOMALY』の陰鬱な激しさとはうって変わり、静かな雰囲気の曲が多くなっています。
ELLEGARDENとMONOEYESでは作り出せない、the HIATUSの個性を存分に出した曲になっています。
Bittersweet / Hatching Mayflies
同じく『A World Of Pandemonium』収録曲で、かつセカンドシングル収録曲。
MVはファンタジー調で展開していきます。
歌詞もまたMVの中身に沿うような、純粋さとか無垢を感じるものとなっています。
この曲は私の一番のお気に入りです。
Thirst
2014年発売のフォースアルバム『Keeper Of The Flame』の最初の曲。
アルバムの最初の曲はほぼMVが作られています(ただし、5thアルバムの1曲目’Geranium’のMVは作られていないです。
何か不安を感じさせるような歌詞になっています。
曲調も終始静かです。
Clone
2016年発売のフィフスアルバム『Hands Of Gravity』収録曲。
この曲は前向きで心温まるような曲となっています。
the HIATUSはアルバムごとに「陽」と「陰」が変わっているようにも感じました。
1、3、5番目のアルバムは「前向き」だとか「温かさ」を感じますが、2、4番目のアルバムでは「荒涼」や「寂寥」といったものを個人的に感じました。
ELLEGARDENとは全く違うバンドであるのはわかってもらえたと思います。
ELLEGARDENが若々しい勢いを持っているのであれば、the HIATUSは達観者・クールな大人の感じを醸し出しています。
次回は細美武士が立ち上げたもう一つのバンドMONOEYESについて紹介しようと思います。
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