最高傑作を求めて世界に飛び出す「LIFE!」

グラフ雑誌「LIFE」のネガフィルム管理部門で働くウォルター(ベン・スティラー演)は優柔不断で、頻繁に白昼夢を見る男でした。

会社の同僚シェリル(クリスティン・ウィグ演)に声をかけるのもためらわれ、ようやくパートナーマッチングサイトで彼女のアカウントにウィンクをしようとする程度でした。

ある朝、ウォルターが会社に到着すると、同僚から会社の買収やリストラ、「LIFE」の廃刊などのうわさを聞きます。
うわさは本当であり、新たなボス テッドとウォルターはばったり会います。

ウォルターはその時も白昼夢を見てしまい、テッドはぼさっとした奴だとウォルターを小ばかに扱うようになります。



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ネガフィルムの管理室にやってくると、「LIFE」の写真家兼冒険家、ウォルターとは会ったことはないものの仕事に関して信頼関係のあるショーン(ショーン・ペン演)から手紙とともにネガフィルム、そしてウォルターへの感謝の意を込めてサイフが送られてきました。

彼はずでに「LIFE」が次号で廃刊になることを知っていました。

手紙には最終号には、25番目のフィルムが最高傑作であり、「LIFE」の最終号の表紙にふさわしいと書かれていました。
しかし、ネガを確認すると、25番目のフィルムだけがありませんでした。

フィルムを探すのに困ったウォルターですが、それが偶然シェリルと話すきっかけとなりました。
彼女と話すうちに、別の写真がグリーンランドで撮られたものだと気が付き、ウォルターはグリーンランドに向かうことに決めます。

はたしてウォルターはショーンを見つけて25番目のフィルムを見つけることができるのか?
そして25番目のフィルムの写真はどういったものなのか?



『LIFE!』は2013年公開のアメリカ映画で、監督・主演をベン・スティラー(『メリーに首ったけ』『ナイト・ミュージアム』『ペントハウス』など)が務めました。

「LIFE」は実際にアメリカで1936年から2007年まで出版されていた雑誌です。

日本語吹き替えで、ウォルター役にはナインティナインの岡村隆史が起用されましたが、プロの声優とかではない岡村を起用したのが逆に「作り感」をなくしてマッチしていたと思います。

ロードムービーの要素もしっかりあり、世界の雄大な自然風景には圧巻です。

この映画を見る人に勇気を与えるような、応援をしてくれているような感じがします。
それは「LIFE」のスローガンからも感じることができます。

‘To see the world,
Things dangerous to come to,
To see behind walls,
To draw closer,
To find each other and to feel.
That is the purpose of life.’

「世界を見よう
危険でも立ち向かおう
壁の裏側を覗こう
もっと近づこう
もっとお互いを知ろう
そして感じよう
それが人生の目的だから」

オススメの映画です。

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