さえない男が立ち向かうゾンビコメディ映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」

ロンドンにあるパブ「ウィンチェスター」にて。
いまいちパッとしない男、ショーン(サイモン・ペグ演)は恋人のリズとデートに来るときも子どものころからの友人でニートのエドを連れてきていました。

リズは毎回デートするときはショーンがエドを連れてきて、しかも毎回デートするときはウィンチェスターだったので、レストランを予約して二人でデートをしようとショーンに言います。

その翌日、勤め先の家電量販店で時間が過ぎていき、家に帰ってからレストランの予約をすることを忘れていたことに気が付きます。

電話でリズに予約を忘れていたことを見抜かれ、ついにリズはショーンに別れを告げます。



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何とか許してもらおうと、リズのアパートを訪ねてますが、今度は失言をしてしまってアパートから追い出されます。

失恋に傷心をしているショーンはその夜、エドと一緒にウィンチェスターに行きます。
酒を飲んで傷をいやそうとしたショーンですが、この時点で、ショーンとエドが気付かないうちに街は変化していました。

次の日の朝、二人は庭に見ず知らずの女性がいるのに気が付きます。

最初はただのぐでんぐでんに酔っぱらった人だと思った彼らですが、パイプに胴体が突き刺さっても動くそれを見て、ゾンビだということに気が付きます。
ゾンビの攻撃をかわして部屋の中で一息ついたショーンは、リズと自分の母親の安否が不安になります。

そこで彼らは2人を助けるための計画を立てます。

その計画は、まず母親の家に行って救出し、その後リズのアパートに行って彼女を助けたのちにウィンチェスターに身をひそめるというものでした。

ウィンチェスターの外壁が頑丈そうであり、事態が収束するまでお酒を飲んでゆっくりしようという魂胆でした。
はたしてショーンたちの計画はうまくいくのか?



『ショーン・オブ・ザ・デッド』は2004年公開のイギリス映画です。

低予算で作成されたといわれましたが、とりわけ内容がひどいといった感じはありませんでした。
ゾンビとコメディをマッチさせたパイオニアともなる映画だと思います(ゾンビコメディ映画でこの映画より先駆のものがあれば教えてください)。

映画のラスト、起承転結の結となる部分も、コメディ的な終わり方となっています。

ゾンビ映画である以上、グロテスクなシーンはいくつかありますが、がっつりとしたホラーとしてのゾンビ映画ではなく、ゆるーい気持ちでゾンビ映画を見てみたいときはこの映画は選択肢の一つとしてオススメです。


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