メンバー全員が10代にしてこの世界観’ニトロデイ’について

今回紹介するバンド「ニトロデイ」を知っている方はまだ少ないかと思います。
私もART-SCHOOLが来月のワンマンライブのオープニングアクトにニトロデイを起用しなければ知りえなかった存在かもしれません。




後で紹介しますが、私が聞いた最初のニトロデイの曲は『青年ナイフ』でした。
暗い曲調と物寂しげな歌詞からはART-SCHOOLと通じるものがあり、オープニングアクトとして起用されたのもうなずけるものでした。

私が驚いたのは彼らの年齢です。
ボーカル小室ぺいの年齢はなんと17歳、ほかのメンバーもドラムの岩方ロクローが19歳、ベースの松島早紀が18歳、ギターのやぎひろみが17歳と全員がティーンエイジャーなのです。

高校生でこれが歌えるのかと思うと衝撃を隠せませんでした。

バンドは2016年の3月に結成したものの、その年12月に行われたロッキンオン主催RO69JACKでは優勝、COUNTDOWN JAPAN 16/17出場と、頭角を早くも現しています。
バンドのプロフィール紹介はここまでにして、曲を紹介していきます。

青年ナイフ



上でも少し紹介した曲です。
デビューEP『青年ナイフEP』の最初の曲です。
激しい曲とは対称的な、さみしさすら感じる歌詞が印象的でした。

歌詞中に「今まで821回土曜日過ごしたな」とあり、計算すれば16歳になる手前の、おそらく高校1年生のときのことを歌っているのかなと思いました。
だとすれば、ほかの歌詞の部分からもですが、社会への反抗心を感じた曲だと思いました。

確かにNirvanaやNUMBER GIRLに影響を受けているのかなと感じました。

炭酸状態



今年の2月に発売されたミニアルバム『16678』に収録されている曲です。
残念ながら歌詞をちゃんと確認できていないです…。
ボーカル小室ぺいの歌声は独特だと感じるのは私だけでしょうか?

なんとなく大人びたというか、10代らしさを感じない声だと思います。
『青年ナイフ』とは異なり、ポップな明るさが出ています。

放火



今のところ、CD未収録の曲でPVのみがYouTubeにアップされています。
ギターの音から始まる、凶暴さをはらんだ曲で、どういったインスピレーションでこの曲を作り出したのか気になるところです。

何かを発散するような、鬱憤からの衝動のようなサビは必聴です。
今回はメンバー全員がまだティーンエイジャーのバンド、ニトロデイについて少しだけ紹介しました。

今年の初めにミニアルバムが出されて以降、EP一枚とシングル一枚のみしか発売されておらず、発表された楽曲もまだ少ないですが、今後の日本のロックシーンに重要な存在になりえると思います。

なのでこれからまたさらに、様々なライブやフェスに積極的に参加してほしいなとも思います。
とにかく今後が楽しみなバンドです。




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