ところが、2004年に解散してしまい、過去のものとなっていたバンドでした。
私個人としては結成時はまだ幼稚園児で、解散時は小学生でした。
もちろん、当時はBURGER NUDSというバンドは知っているわけもありませんでしたが、10年後、2014年に再結成されたことをきっかけに、私もこのバンドを知ることができました。
調べてみると解散理由はメンバーの不仲(門田と丸山)によるものだったらしく、そこから再結成の契機につながった門田から丸山へのFacebookでのコンタクト(ほかの連絡手段は消していたようです)までの間は全く連絡を取っていなかったようです。
そんなガチガチに不仲だったメンバーが再集結したBURGER NUDSがどんな曲を作っているのか、それを紹介していきたいと思います。
火の凛
2002年リリース『kageokuri』と2014年に復刻盤としてリリースされた『BURGER NUDS 2 自己暗示の日/kageokuri』に収録されている曲で、私がBURGER NUDSを知るきっかけとなった曲です。
BURGER NUDSとART-SCHOOLが2000年代初頭から活動しており、お互いに親交があったということでした。
私自身YouTubeでART-SCHOOLの関連動画に『火の凛』があったので知ることができています。
自虐的、退廃的な歌詞が印象に残りました。
「私は 私は こんなに笑える」や「全てまだ寂しいから 今度遊ぼうって言った それもまた嘘」、「孤独さえ許していた」といった歌詞から、自分と世界との間に隔壁があるという虚しさを感じます。
ただ曲の最後には「今度遊んでよ きっと遊ぼうよ」となっており、わずかながらでも希望のある締めくくりになっています。
エコー
『kageokuri』、2004年発売のベストアルバム『BEST』、『BURGER NUDS 2 自己暗示の日/kageokuri』の収録曲。
この曲からも自分と他人(世界)の間に隔たりがあるという気持ちを表しているものになっています。
「信じるってことに 慣れてなかっただけ」という歌詞がそれを特に強調しています。
曲は激しくなることはなく、むしろ静寂を保っていますが、PVとマッチしているように思えました。
今回はBURGER NUDSの解散前の曲2曲を紹介しました。
再結成をしなければも過去の存在となってしまったであろうバンドがこのように復活するのは、以前からファンだった人にとってはとてもうれしいものだと思います。
解散以前にリリースした5枚のCDは廃盤になってしまいましたが、それらを復刻したCD3枚が2014年にリリースされ、さらには今年ニューアルバム『Act 2 或いは Act 3』も発売されました。
ボーカルの門田はPoet-type.Mという名前でソロ活動を、さらにはドラムの内田と組んだ4ピースバンドGood Dog Happy Men(2010年活動休止)でも活動をしています。
BURGER NUDSの今後の動向が楽しみです。
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