ファンタジーの世界を作り出す『T-cophony』の美しい曲(~2009年編)

みなさんはT-cophonyというギタリストを知っているでしょうか?
本名不明の日本人でメディアにはほとんど出演しないものの、世界中に彼の根深いファンがいます。




T-cophonyという名前の由来は本名のイニシャルからとったTと不協和音を意味する「cacophony」を混ぜた造語らしいです。
T-cophonyはずでに多くの楽曲を作り出しており、YouTubeで聞くことができます。

10年も前から動画投稿がされており、全部の曲を聞くのには少し時間がかかるかもしれませんが、時が過ぎるのを忘れてしまうくらい澄んだ世界を奏でています。

今回はそんなT-cophonyが2009年までに作った曲の中で、アルバム『2002-2009』の収録曲からピックアップしていきたいと思います。

ここで一度注意書きをしますが、ここで私が書く感想や想像はあくまで一個人のものなので、解釈には個人それぞれのものでどのようにその曲に対して思ったか、これには正解も不正解もありません。
自分の感じたようにT-cophonyの曲の世界を聞いてほしいです。

When fall asleep



『Sharing the emotion』、『Unknown coloration』、『2009-2002』収録曲。
初期の代表作ともいえる曲です。
日本語訳としては「眠るとき」。

動画には子どもがたびたび登場してきますが、眠った時に子どもの頃の情景が思い浮かんだ、そんなことを思える曲です。

Closed



最近新たに別な動画のバージョンがアップされました。
ダブルネックギターを一人で用いており、技術の高さも見て取れます。
上でT-cophonyはメディアにあまり顔を出さないと述べましたが、以前テレビ番組の登場した時がありました(その様子もYouTubeにアップされていました)。
その時に演奏した曲がこの『Closed』です。
番組ではこの曲の製作にあたり、「暗い部屋に差し込む光」をイメージしたと紹介されていました。
タイトルにもなっている’Closed’は「閉ざされた」という意味を持ちます。

A place that see the earth



「地球の見る場所」という意味のタイトル。
曲がYouTubeに初めてアップされたのは2008年ですが、上に載せた動画以外にも2012年バージョン、2017年バージョンがあります。

それらすべての動画で背景が暗く、曲調も静かになっており、宇宙の静けさを表現しているように思えます。
今回はT-cophonyの初期の楽曲をいくつか紹介しました。

初期の動画では薄暗い青の風景がよく登場してくるのが一つの特徴になっています。
一つ一つの曲が心に染み入っていくような感じで、ファンタジーな物語にも登場してくるような、そんな純粋な曲をたくさん作っています。

チャンネル登録者が現在6000人弱ですが、もっと世間に知られてほしいです。




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