世界に羽ばたいた日本のインストバンド’LITE’について

みなさんは今日紹介するインストゥルメンタルバンド、LITEをご存知でしょうか?

インストバンドに興味がある人は、一度はこのバンドの名前を聞いたことがあるかと思います。 2003年に結成されたこのバンドは日本のみならず、海外にも活動の場を広げています。

メンバーは結成当時一度ベースの交代はあったものの、ほぼ当初から武田信幸(ギター)、楠本構造(ギター、シンセサイザー)、井澤惇(ベース)、山本晃紀(ドラム)の4人で活動しています。



Tomorrow



2007年にリリースされた‘Funanori’とのスプリットEP「A tiny tower」収録曲。 初期のLITEの楽曲はアグレッシブで激しいものが多く、ダークな雰囲気を感じさせます。

Ghost Dance




2008年に発売された2ndフルアルバム『Phantasia』に収録された曲です。 ギター、ベース、ドラムの全てがはっきりとそれぞれの持ち味・主張を出しているものの、互いをつぶしあわない楽曲となっており、インストバンドとしての表現が良いです。

Image Game



2010年発売3rdミニアルバム『Illuminate』より。 マスロックとしての本領を発揮している曲だと思います。

Bond



 2012年の4thミニアルバム『past, present, future』および2013年の4thフルアルバム『Installation』の両方に収録されている曲です。 LITEの楽曲の中でもおそらく一番有名で人気のあるもので、ライブの定番曲にもなっています。 この時期あたりから、曲調が明るいものや渋さを感じるものが増えてきます。

Echolocation


 
‘Bond’と同じく、『Installation』に収録されている曲です。 機械的なギターサウンドから始まるこの曲は、ピアノパートによる柔和な音と融合しており、クラシックミュージックにさえ感じる曲になっています。

D



2016年に発売された5thアルバム『Cubic』に収録されている曲です。 トランペット奏者のTABU ZOMBIがフィーチャリングしています。 とにかく渋いです。 シカゴのリンカーンホールで行われたライブ映像もYouTubeにアップされています。

Warp



 同じく『Cubic』の収録曲です。 最初の部分のシンセサイザーを交えた静かな曲調から始まり、ベースの無機質なテンポにつながります。 そして…歌が入ります。 ここまでインストバンドとして紹介してきましたが、LITEが歌詞を入れたのはこれが初めてになります。 


結成から2017年時点で14年もたっているため、楽曲の数は多く、MVも多数見ることができるため、なかなか今回は曲を厳選することができませんでした。

また、各アルバム、時期で曲の雰囲気も含めて特色が異なるように感じるので、時系列でまとめてみる面白さも感じました。 LITEは2017年、アルバム「Cubic」発売によりヨーロッパ7か国を周るツアーを行いました。

来年2月にはメキシコでもライブをする予定で、世界に向け、日本を代表するインストバンドであるといえます。 YouTubeなどで彼らの楽曲の多くを聞くことができますが、ぜひCDを買って聞いてみてください。






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