激しさ、荒々しさをかき混ぜたようなインストバンド、mudy on the 昨晩について

何かと世間的に有名なバンドはと聞かれるとボーカルがいるバンドが挙がると思います。
ただ今回は(もしくは今後いくつかの記事では)ボーカル不在のバンド、インストゥルメンタルバンド(略してインストバンド)のmudy on the 昨晩について紹介していきたいと思います。

Mudy on the 昨晩は2006年に名古屋で結成されました。





結成時のメンバーはフルサワヒロカズ(Gt.)、森ワティフォ(Gt.)、山川洋平(Gt.)、朴木祐貴(Ba.)、伊藤浩平(Dr.)の5人バンド、トリプルギター体制でした。

2009年に2ndミニアルバム『kidnie』をリリースした後に山川が脱退し、同年新たなギタリスト、桐山良太が加入します。

しかし2012年に3rdミニアルバム『Zyacalanda』を発表後、桐山が脱退したことによりしばらく4人+サポート体制になったものの、山川が再加入したことにより初期の体制に戻りました。

以降からは彼らの曲紹介をしていきたいと思います。

Ozis



2ndミニアルバム『kidnie』収録曲。
インストバンドの良いところは何といっても歌詞ではなく音そのもので表現をするところだと思います。
他の曲でも言えることですが、mudy on the 昨晩の曲の特徴はその変調であり、トリプルギターにより音の響きの厚さだと思います。

Moody pavilion



1stフルアルバム『pavilion』より。
わずか2分程度の曲でありながら、リスナーを引き付けるような重圧感を醸し出し、音の厚みから渋さすら感じます。

YOUTH



同じく1stフルアルバム『pavilion』の収録曲であり、1stシングルのタイトルにもなっている曲です。
同アルバムに収録されている’moody pavilion’とは異なり、タイトルにあるとおり「若さ(= YOUTH)」を表すような荒々しさ、疾走感が感じられる曲です。

PERSON! PERSON!!



2ndフルアルバム『mudy in squall』収録曲。
この曲のPV以降、少しふざけた感じを出すようになりました(このPVではどういうわけか全員が板前の格好をしています)。
この曲はインストバンドでありながら声出しがあります(歌詞はありません)。

PANIC ATTACK



2012年発売の3rdミニアルバム『Zyacalanda』に収録されている曲です。
タイトルの意味は「恐慌発作」。
ギターソロから始まるこの曲は、やはり2分位程度と短いものの、トリプルギターによる曲の構成が際立っています。
PV冒頭の適当な字幕や、メンバーと演者のやり取りもおふざけ感満載です。



mudy on the 昨晩のかっこよさを感じてもらえたでしょうか?
踊りだしたくなるような、何かを開放したくなる曲ばかりだと思います。
3rdミニアルバム発売からもう5年以上たっており、そろそろ新しい曲が出ないかなと思っています。

オフィシャルサイトでも「そろそろ新しいアルバムを作りたいお年頃(30歳)。」と書いてあるので、来年ごろには新しいCDがリリースされるかもしれません。
楽しみに待ちましょう。



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